「好きな場所で好きなコトを!」信州を舞台に“やりたいこと”を続けていく人たちスペシャル

“やりたいこと”を続けていく人たち

こんにちは『山側』の大日方です。

長い休暇などで時間がある時に、ふと「今までの暮らし方、働き方で本当にいいのかなぁ?」と、考えてしまうことはないでしょうか?

そして、休み明けの仕事のことを考えるとちょっと憂鬱になる。そんな方もいるかもしれません。

これまで『山側』では、信州の各地で“やりたいこと”実践してきた人たちを数多く取材してきました。そこから共通して感じたのは、その生きる力の強さです。

今回は「信州を舞台に“やりたいこと”を続けていく人たちスペシャル」と題して、10本の記事をまとめてみました。

長文の記事も多いので、じっくりと読んでそのパワーに触れてみてくださいね!

三重県から移住して遊園地に「蒸しパン」のお店を開店!

かわいいお客さんたちと一緒にパチリ!

長野県小諸市の名勝・小諸城址懐古園にある遊園地で、蒸しパン店「粉花(このはな)」を営むのが一ノ木佳子(いちのき・よしこ)さんです。

お店のキッチンで蒸しパンの仕込みをする一ノ木さん

一ノ木さんは、三重県津市で経営していたカフェをたたみ、家族で小諸市に移住してきました。そこにはどんないきさつと思いがあったのでしょう?

※記事は以下よりご覧頂けます。
長野県小諸市に移住して遊園地の蒸しパン屋さん「粉花」を開店したわけ

自宅、工房、ギャラリー、ゲストハウスを作ってきた陶芸家の軌跡

ウッディな内装のご自宅にてお話をお聞きした

長野県上田市の別所温泉で、「アースワークス」(陶芸を中心としたギャラリー&ショップとゲストハウス)を運営するのが、陶芸家のロベルト W.バウマンさんとルミ W.バウマンさんご夫妻です。

“ろくろ”をまわして、作品を作っていく

2人は海外で知り合い、東京を経て上田市の別所温泉に移住。作家活動の傍ら、自分たちの住む自宅をはじめ、工房、ギャラリー&ショップ、ゲストハウスを作り上げてきました。その衰えることのない創作意欲とは?

※記事は以下よりご覧頂けます。
移住の先駆者!長野県上田市・別所温泉の「アースワークス」が切り開いてきた道とは?

故郷の文化「霜月祭り」を追いかけ続ける写真家

地元で開催された写真展の看板の前に立つ秦さん

長野県飯田市・旧南信濃村出身の写真家である秦 達夫(はた・たつお)さん。活動拠点は東京ですが、故郷で開催される「霜月祭り(しもつきまつり<国重要無形文化財>)」を、20年近く毎年撮影し続けています。

ギャラリーには多彩な作品が展示されていた

「写真家としての原点には“故郷を残すことは大切なこと”という思いがある」と語る秦さんですが、なぜ写真家を志し、これまでどのような足跡をたどってきたのでしょう?

※記事は以下よりご覧頂けます。
長野県・遠山郷を原点に“故郷”を撮り続ける写真家!秦達夫さんの“これまで”と“これから”

自分が駆除した害獣の革を使って作品を作るクラフト作家

イノシシの皮を利用して革製品を作るワークショップにお邪魔した

長野県木曽郡木曽町の「地域おこし協力隊(※)」に応募して、新潟県から移り住むことになったのが難波たかし(なんば・たかし)さんです。

地域おこし協力隊
地方自治体が概ね3年の任期で地域外の人材を受け入れ、地域協力活動を通して定住と定着を図り、地域を活性化させるという国の制度。(※難波さんはすでに任期を終えている)

難波さんが作ったさまざまな革製品

自ら狩猟も行い、革製品の製作、販売を行ってい難波さん。山と動物、里山に住む人間が倫理的な関係であり、かつ持続することが可能なモノづくりを目指し、駆除した動物の資源化に取り組んでいます。

※記事は以下よりご覧頂けます。
レザークラフト作家でハンター!?長野県木曽町で害獣をあますことなく再利用するビジネスの始動

目が覚めるほどおいしい高原野菜が自慢のペンション

大橋ペンションの全景

長野県諏訪郡原村にある日本最大級のペンションヴィレッジで、「大橋ペンション」経営するのが、大橋 誼(おおはし・よしみ)さんと鋭子(えいこ)さんご夫妻です。

取材ではさまざまな思い出話が飛び出した

もともと、若者向けの宿泊施設として利用されてきたペンションですが、現在その役割はゲストハウスに移行したようにも思えます。ペンションの現状これまでの歩みを大橋さんにお聞きしました。

※記事は以下よりご覧頂けます。
長野県原村「大橋ペンション」のオーナーが語る「ペンションヴィレッジ」と歩んだ歴史

商店街の空きビルを活用したシアター&ゲストハウス

広々とした空間を持つ店内

長野県上田市の中心市街地で、かつて銀行として利用されていた空きビルを改装し、シアター&ゲストハウス「犀の角」を立ち上げたのが、荒井洋文(あらい・ひろふみ)さんです。

自らを劇場の“住職”だと語る荒井さん

荒井さんは、故郷である上田市からさまざまな場所に活動拠点を移しつつ、自身が魅せられていた演劇について模索を続けます。そして、遂には故郷で劇場のオーナーになるのですが、そこにはいったいどんなストーリーがあったのでしょう?

※記事は以下よりご覧頂けます。
城下町で最古の商店街に現れた劇場の物語!長野県上田市にシアター&ゲストハウス「犀の角」ができるまで

息子さんの帽子を作ったことがきっかけとなり布造形作家へ

作品展に来てくれたお客さんと一緒に

長野県岡谷市を拠点に「nuno*ito asobi(ぬのいとあそび)」の名義で、オリジナルかつ1点もののぬいぐるみや帽子、さまざまな雑貨などを製作しているのが髙倉美保(たかくら・みほさんです。

ぬいぐるみや帽子の他に、陶器の絵付けもしている

作品は個性的で、ちょっとグロテスク・・・でも、かわいらしさも感じる。なんとも不思議な世界です。これらの個性的な作品群は、どのような経緯で作られるようになったのでしょう?

※記事は以下よりご覧頂けます。
心がざわつく“気持ち悪くてかわいい”作品たち!?長野県岡谷市の「nuno*ito asobi」こと髙倉美保さん

サンタクロースがバイクに乗ってお菓子を配る!?

自身の工房で製作する木下さん

長野県飯田市で革製品の工房「ハナブサレザー」を営みながら、バイクに乗ったサンタクロースとして毎年クリスマスに、児童保護施設や病院などの子供たちにお菓子を配る活動を続けている木下英幸(きのした・ひでゆき)さん。

商品や思い出の品などが置かれた部屋

「街全体が元気を無くしているように感じた」と活動をはじめた理由を語る木下さんですが、なぜサンタクロースという出で立ちで、しかもバイクに乗るというスタイルだったのでしょう?

※記事は以下よりご覧頂けます。
ハナブサレザーの木下さんがバイクに乗ったサンタさん「ジングルライダー」になるまで

限界集落にアーティストたちの秘密基地を造るプロジェクト

オープン前、改装工事が佳境の頃に取材させて頂いた

長野県長野市の中条地区は過疎化が進む中山間地ですが、そんな環境に魅力を感じ、クラウドファンディング(※)を利用して「中条アートロケーション《場》」を立ち上げたのが、金属造形作家の角居康宏(すみい・やすひろ)さんです。

クラウドファンディング
インターネットを使い、不特定多数の人々から資金調達を行い、商品開発や事業などを達成する仕組み。

工事は順調に進み、2018(平成30)年5月5日にオープンした

中条アートロケーション《場》は、古民家を改装し、アーティストの工房を作るプロジェクで、2019(令和元)年5月には、併設カフェ「美場」もオープンしました。どのような狙いでこの取り組みは続いているのでしょう?

※記事は以下よりご覧頂けます。
限界集落にアーティストが集まる!?長野市・旧中条村「中条アートロケーション《場》」

シェアハウスのコンセプトは「ちょっと移住してみない?」

シェアハウスの共同キッチンに立つ松江さん

長野県上田市の別所温泉で、空き家となっていた古民家を改装してシェアハウス(※)「別所ヴィレッジ」を立ち上げたのが一級建築士の松江朋子(まつえ・ともこ)さんです。

シェアハウス
一軒の家を複数の人で共有して暮らす住居形態。

共用スペースではイベントなども開催される

別所ヴィレッジには、“お試し移住部屋”というスペースがあり、文字通り「移住を試す」ことができます。しかし、富山県出身で東京に長く暮らしていた松江さんが、なぜこの地に移住することになったのでしょう?

※記事は以下よりご覧頂けます。
長野県上田市・別所温泉に移住してシェアハウス「別所ヴィレッジ」をはじめたわけ

終わりに

今回のまとめ記事は以上となります。

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