遠い記憶の底に眠る“幻の露天風呂”を探し出せ!長野県高山村の松川渓谷温泉「滝の湯」

“幻の露天風呂”でノスタルジーに浸る♪

都道府県別で、“温泉数・全国第2位”の温泉天国・長野県! 気軽にふらりと立ち寄れる「日帰り温泉」を中心に紹介する企画『日帰り温泉ナビ』。今回は長野県上高井郡高山村の「松川渓谷温泉 滝の湯」をレポート。

“幻の露天風呂”を探す

確かに記憶には残っているのに、どこにあるのかよくわからない場所。

それは子供の頃に見た印象的な光景かもしれないし、酔っ払って入った知らない街の飲み屋さんかもしれない。でも、誰にでもそんな記憶に残る“幻の場所”があるのではないだろうか?

筆者にとってのそれは“露天風呂”だ。そこは確か・・・山あいの幹線道路から谷底へと下った場所にあり、すぐそばを川が流れていた。しかし、そんなシチュエーションは記憶しているものの、ハッキリとした場所は覚えていない。

いったいどこにあるのだろう? 今、どうなっているのだろう?

というわけで、今回は“幻の露天風呂”を探してみることにした。

長野県道66号線「湯つづき紅葉街道」へ

状況をもう少し詳しく説明すると、“幻の露天風呂”を訪れたのは子供の頃だ。ということは、当然誰かに連れてきてもらった場所ということになる。

覚えているキーワードは「七味温泉」。当時、子供ながらに「ずいぶん辛そうな温泉だなぁと思ったことを記憶している。

信州で“七味”といえばこのお方だが・・・コレじゃない

まずは地図で七味温泉を探してみることにした。するとほどなく、長野県上高井郡高山村に同じ名前の温泉があることがわかった。

七味温泉の近くには数多くの温泉地がある(画像:『信州高山村観光ガイドマップ』<発行:信州高山村温泉郷観光協会>をトリミング)

高山村を通る長野県道66号線。その名も「湯つづき紅葉街道」沿いには、村の中心部から山へ向かって順番に、子安温泉、蕨温泉、山田温泉、松川渓谷温泉、五色温泉、七味温泉、奥山田温泉と7つもの温泉地が連なる。

というわけで途中で滝などを見物しつつ、まずは七味温泉を目指して進むことにした。

長野県高山村・松川渓谷の「雷滝」は稲妻のような大迫力!?滝を裏側から眺めることができる“裏見の滝”

そして到着!松川に架かる橋はその名も「七味温泉橋」

しかし、七味温泉に到着したものの、あたりの風景はまったく見覚えがない。どうやらこの場所ではないようだ。記憶の中ではもう少し山深い渓谷のイメージなんだよなぁ・・・

橋の近くにはタヌキがいた・・・もしかしてキミ、僕のこと化かしてる?

 

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