こんにちは『山側』の大日方です。
歩かないと見えてこない風景があります。例えば知らない場所に行ったときに、駅からその街の史跡まで歩いてみたり、商店街をぶらついてみるだけでも車で通り過ぎるだけではわからない、ちょっとした発見があるものです。
今回はそんな、てくてく歩いてかき集めたネタをまとめました。読んだことのない記事があったらチェックしてみてくださいね!
五稜郭って本当に五角形なの?
五稜郭は、江戸時代の末期に建造された五角形(星形)の城郭です。北海道函館市にあるものが特に有名ですが、日本にはもう一つ五稜郭が存在します。それが長野県佐久市にある龍岡城です。
しかし、龍岡城を訪れてみてもいまいち五角形であるかどうか確信が持てません。そこで、実際に城の周囲をてくてく歩き、“GPSロガーアプリ”で、五稜郭=五角形を体感してみることにしました。
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長野県佐久市にもある“五稜郭”龍岡城は本当に五角形?GPSと目視で確認してみた!
表参道に刻まれた“しるし”と七福神を巡って善光寺へ
長野県長野市にある善光寺は、長野駅から歩くとちょっと距離があります。駅からは善光寺行きのバスが頻繁に発着しますし、寺の周囲には駐車場も多いので歩いて訪問する方は意外と少ないようです。
しかし、実は善光寺と長野駅の位置関係には、歴史的な背景がきちんとあります。善光寺の表参道に立つ“丁石”を数えながら、門前町に祀られた七福神を巡って駅から善光寺までてくてく歩いてみました。
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長野駅から善光寺までが遠い!「善光寺七福神巡り」でその理由を解明する
松本平と善光寺平を結ぶJR篠ノ井線の「廃線敷遊歩道」
長野県塩尻市と長野市を結ぶJR篠ノ井線は、特急列車の「あずさ」や「しなの」が乗り入れるなど現在もJRの重要な路線として機能していますが、安曇野市の明科駅付近には、なぜか廃線跡があります。
鉄道の路線を歩くという行為は、映画のワンシーンみたいでちょっとワクワクしますが、現実にそんなことをしたら捕まります。しかし廃線跡を利用した遊歩道であれば列車が走ってくることもなく、てくてくと歩くことが可能です。
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JR明科駅の「廃線敷遊歩道」ってなに?特急「しなの」が走る篠ノ井線に“廃線跡”って!?
有名な秘境駅から隣の駅まで歩いてみた
鉄道網が発達した都市では、さまざまな理由から“隣の駅まで歩く”というシチュエーションが、それほど珍しくないと思います。しかし、駅へのアクセスすら困難である秘境駅の場合ではどうでしょう?
最寄りの集落から、山道を30分ほど歩かないとたどり着くことができないJR飯田線の田本駅。到着後さらに隣の駅である温田駅までてくてく歩きます。そこにはいったいどんな光景が!?
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“秘境駅”を巡る小さな旅!JR飯田線・田本駅から隣の温田駅まで歩いてみた
井戸と湧き水を通して、脈々と続く松本の街作りについて思う
頻繁に井戸や湧き水を目にする城下町・長野県松本市。街並みに溶け込み、市民の生活にも必要不可欠な存在ですが・・・いったいどれだけあるんだろう? という素朴な疑問からてくてく歩いて確認してみることにしました。
街をくまなく歩き、ぞれぞれの井戸や湧き水の情報を理解していくと、松本城を中心とした城下町の成り立ちと、現在まで脈々と続く松本の街作りの考え方が見えてきました。
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井戸を探す冒険『城下町・井戸クエスト』起動!?長野県松本市で「まつもと水巡り」【前編】
井戸を探す冒険『城下町・井戸クエスト』起動!?長野県松本市で「まつもと水巡り」【後編】
唱歌『春の小川』のモデルとなった川は東京の渋谷にある!?
唱歌『春の小川』を作詞したのは、長野県中野市出身の高野辰之(たかの・たつゆき)です。明治から昭和にかけて活躍した国文学者で、他にも『紅葉』『故郷』『朧月夜』『春が来た』などの作詞でも知られています。
そんな『春の小川』の歌詞のモチーフとなった川が、東京都渋谷区にあることがわかりました。源流を探し、川をえんえんとたどって再開発が進む渋谷駅前までてくてく歩きます。
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唱歌『春の小川』のモデルとなった川は東京都渋谷区の地下を流れている!?
古来から信州を行き交う人々の最大の難所であり続けた「碓氷峠」
長野県と群馬県の県境にある碓氷峠は、江戸時代の五街道の一つ中山道の最大の難所でした。明治時代となり鉄道が開通してからも、その急勾配をいかに技術革新によって改善するのか? そんな奮闘が続きます。
現在では、北陸新幹線や上信越自動車道の開通によって古来からの難所は解消されました。新幹線の開通に伴い廃線となったJR信越本線の横川駅〜軽井沢駅間を、かつてのこの地に思いを馳せながらてくてく歩きます。
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碓氷峠「アプトの道」を攻略!長野県歌『信濃の国』の歌詞に出てくる路線を歩く【前編】
碓氷峠「アプトの道」を攻略!長野県歌『信濃の国』の歌詞に出てくる路線を歩く【後編】
終わりに
今回のまとめ記事は以上となります。
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