胸いっぱいに新鮮な空気を吸い込みたい!長野県長野市「光林寺のしだれ桜」をレポート

青空に映えるしだれ桜の古木

美しい風景や景観、魅力的なシーンをピックアップして、写真を中心にお伝えする企画『フォトレポ』。今回は、長野県長野市にある「光林寺のしだれ桜」をレポート。

樹齢300年のしだれ桜

その日は、早朝から撮影の仕事だったがお昼過ぎには終了した。帰り道、同行していたカメラマンさんが車上から窓の外を見て「お! お寺のサクラが咲いてるねぇ」とひと言。

ぽかぽかと暖かい春の日差しが眩しい。うん。新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込みたい! というわけで、光林寺の境内を散策していくことにした。

長野市篠ノ井地区にある光林寺

光林寺は、1303(嘉元元)年に創建された浄土宗の古刹で、長野市篠ノ井地区の西部に位置する。戦国時代に勃発した「川中島の合戦」では、武田信玄がこのお寺に陣を敷いたと伝わるそうだ。

山門からしばらく進んだ場所に車を駐め散策開始!

緩やかな坂道を歩いて行くと石の階段があり・・・

上っていくと見事なしだれ桜たちがお出迎え!

黒々とした幹と白い花が対照的だ

地面から芽吹いた緑色の草花がしだれ桜を際立たせる

威風堂々とした立ち姿が圧倒的

しかし、花々はあくまでも可憐な姿だ

しだれ桜の傍らには真っ白なユキヤナギ

フキノトウたちがにょきにょきと育つ

日本の寺院にはサクラがよく似合う

六地蔵としだれ桜

サクラだらけの風景

満開の花々

きちんと整備されている風景であるはずだが、人工的な感じがしない

しゃちほこを載せた立派な門と青空

石灯籠にもしだれ桜の雨が降る!

スイセンとのコラボショット

杉の巨木と並び立つしだれ桜

眼下には川中島の街並み。遠方には雪を抱いた菅平高原が見える

黄色のナノハナと青空に映える樹齢300年のしだれ桜

終わりに

圧倒的な光景だった。そして、胸いっぱいに新鮮な空気を吸い込めたと思う。

美しすぎる光景との出会いに感謝!

アクセス

  • 光林寺
    住所:長野県長野市篠ノ井小松原2329
    最寄駅:JR信越本線 今井駅から徒歩で約30分
    アクセス:上信越自動車道 長野ICから車で約20分
    駐車場:あり
    電話番号:026-293-1973