井戸を探す冒険『城下町・井戸クエスト』起動!?長野県松本市で「まつもと水巡り」【後編】

ゴールの松本城を目指して冒険は続く!

※この記事は後編です。前編はこちらから。

井戸を探す冒険『城下町・井戸クエスト』起動!?長野県松本市で「まつもと水巡り」【前編】

なんか長野県松本市には街中にやたらと“井戸”があるよなぁ・・・

そんな素朴な疑問からはじまった『城下町・井戸クエスト』。松本市の中心市街地を徒歩で巡り、RPG(※ロールプレイングゲーム)みたいな感覚で“井戸をゲット”していく冒険(?)だ。

ルールは、観光パンフレット『まつもと水巡り』に掲載されている“オススメ井戸=21井戸”を訪れ写真を撮影する。そして、余裕があるようなら、そのほかの井戸もゲットしていくというもの。

ちなみに前編では、以下の8井戸を攻略し1井戸のゲットに失敗している。

前編の攻略図(画像:『まつもと水巡り』<発行:松本市、松本観光コンベンション協会、新まつもと物語プロジェクト>の地図に筆者が加筆。以下同)

前編の最後に訪れたのは「槻井泉(つきいずみ)神社の湧き水(8井戸目)」

後編では、前回“ゲームをセーブ”したポイント(※8から)からスタート

というわけで、さて! 次の井戸を目指そう。ざっざっざっ♪(※歩く効果音)

清水橋を渡り女鳥羽川を越える。しばらく進むと・・・

さっそく9井戸目を発見!レベルアップ!てれれってってってー♪(※レベルアップ時の効果音)

湧き水がある酒蔵「善哉酒造」の「女鳥羽の泉(9井戸目)」

酒蔵である「善哉酒造」の敷地内にある「女鳥羽の泉」

清酒善哉 醸造元と書かれた看板と、杉玉が軒先に吊られていた

女鳥羽の泉は、現在では松本市街地に唯一残る酒蔵である善哉酒造の敷地内にある湧き水だ。ここで作り出される、日本酒や甘酒にもこの水が利用されているという。

湧き水は地下約30mから自噴しており、誰でも利用できる

女鳥羽の泉までのルートはこんな感じ

さて! 次の井戸を目指そう。

裏町通りを北に進む

裏町は信州が養蚕業で栄えた時代から、昭和にかけて賑わった歓楽街だ。バブル期を過ぎるとその勢いは失われたが、近年では昼間楽しめるお店の開店増えているそうだ。

進んでいくと・・・井戸の看板を発見!

看板の先は(ダンジョンっぽい)横丁になっている。通りの名前は鯛萬小路

横丁を進むと東屋の下に井戸があった。10井戸目をゲット!てれれってってってー♪

 

次のページは >> 大正時代に料亭が掘った「鯛萬の井戸(10井戸目)」
1 2 3 4

1 COMMENT

現在コメントは受け付けておりません。