信州の路上は“異彩を放つ物体”にあふれている!?思わず「ん?」と気になる光景【その2】

・・・メタルスライムならぬ、メタルキラービー?

信州・長野県を彷徨っていると、思わず「ん?」と気になる光景に出会うことがあります。そんなシーンを見つけたら、なるべく写真として残すように心がけていますが、コレクションするだけなのもアレなので・・・テーマ別にまとめてみることにしました。

というわけで、シリーズ第2弾は路上で“異彩を放つ物体”を集めました。気になりすぎて夜も眠れなくなるかもしれません・・・嘘です。単純に面白がっていただけると幸いです。

↓第1弾はこちらから!
信州の路上は“注意をうながす看板”にあふれている!?思わず「ん?」と気になる光景【その1】

キミたち何を見てるの・・・?

灰皿が置いてあるシャッターの前でたたずむ2人。カップル?それとも喫煙者かな?

近づいてみると・・・怖っ!そして顔面崩壊進行中♪

物体:かかし(だったと思われるもの)
撮影地:長野県千曲市

遠くから見かけた時には「仲の良い2人組がいるなぁ」と、微笑ましく眺めていたのですが・・・近づいてみると・・・あまりにもシュールすぎる光景に背筋が凍りました(笑)

よく見ると首から何やら紙(?)が下げられており「かかしコンテスト」へ出品された作品であることが判明。ちょっと安心しましたが、なぜこの2人はこの場所に取り残されているのでしょう? そして見つけたのが昼間で本当に・・・よかったです。

コトバもまた時代と共に移りゆく・・・

大通りに建つ、古めかしいお店の看板に目が釘付け

「発狂的大馬鹿安の店」・・・強烈すぎるインパクトを持つ文字列です

物体:商店の看板
撮影地:長野県松本市

「歌は世につれ世は歌につれ」じゃないですが、世間一般に受けるキャッチコピーは時代と共に変わり続けます。NGワードやコンプライアンスなどもまたしかり。そのことがわかる実例的サンプルかと思いました。

しかし「発狂的大馬鹿安の店」とは・・・なんという、脳みそへとダイレクトに侵入してくるパワーワードなのでしょう! もしかするとかつては時代の最先端を行く、やり手の店主が切り盛りする繁盛店だったのかもしれません。

リズムを刻み続ける無数のキャラクター

とあるお店の店頭で、ゆらゆらと揺れるたくさんの人形たちを発見!

しかも大量に設置されています。かわえぇ・・・しかし、なぜ!?

物体:リズムを刻む無数の人形(ゆらゆらソーラー)
撮影地:長野県小諸市

商店街にある時計店の軒先で、リズムを刻む無数の人形を発見しました。確かに、店頭ディスプレイとしてはとても目を引きますし、かわいいのですが・・・これだけ大量の人形を毎日お店の外に並べるのは、とても大変そうです。

発見時は、その動きにただ見とれるだけだったのですが、あとで調べてみると“ゆらゆらソーラー”と呼ばれる、ソーラー電池を利用したデジタル時計だということが判明・・・はっ! だから時計店の店頭に並べられていたのか!? つまり極めて真っ当な案件なのでした。

マネキン人形の首を店頭に並べる理容店!?

サイケデリックで怪しいオーラを放つお店を発見!

近づいてみると無数の首が・・・

物体:理容店
撮影地:長野県諏訪市

「お店の前を知らんぷりして通り過ぎることなんて許さない!」という、確固たる意思を感じる強烈な個性を持った理容店を見つけました。ちなみに、サインポールはくるくるまわり、電光看板もピカピカ光っており、お店は元気に営業中です。

しかし・・・店頭に並べられた大量のマネキン人形の首と、そこに被せられた多彩なウィッグは何を意味するのでしょう? はっ! もしかしてお客さんや通行人に向けてヘアースタイルの提案をしている!? だとしても・・・やはり、ちょっと怖いです。

昆虫の禍々しさが金属ボディによって強調!?

巨大な金属製のハチを発見!・・・その触覚にはカブトムシが!?

オブジェの側には「蜂天国」と書かれた看板があります

物体:「世界一の蜂天国」のオブジェと看板
撮影地:長野県東御市

浅間山の麓を車で走っていると、路上に鎮座したハチと唐突に目が合いました(妖気を感じたことも付け加えておきます)。まるで引き寄せられるように車を降り、巨大なオブジェを近くでまじまじと観察。う〜む。触覚を登るカブトムシと比較すると、ハチがでかすぎる!・・・恐怖心はさらに深まっていきます。

あとで調べてみると、おもに“スズメバチの巣”を展示する施設である「蜂天国」の看板であることが判明。しかし、なにせ“世界一の蜂天国”です・・・もしかしたら、ハチが苦手な筆者にとっては“世界一の蜂地獄”にもなりえる場所なのかもしれません・・・でも、好奇心から魔の手に落ちてしまいそうです。

終わりに

というわけで、信州・長野県の路上で発見した“異彩を放つ物体”たちを厳選して紹介しました。深く考えるのは後まわしにして、まずは面白がることをモットーに今後もリサーチ&コレクションに励みたいと思います♪

おまけ。「塩の道」の“牛つなぎ石”に繋がれる、ゆるキャラっぽいウシさん。街道の歴史と現代文化が融合して異彩を放ちます