信州の路上は“注意をうながす看板”にあふれている!?思わず「ん?」と気になる光景【その1】

・・・ちょっとだけ、わき見してしまいました。ごめんなさい

信州・長野県を彷徨っていると、思わず「ん?」と気になる光景に出会うことがあります。そんなシーンを見つけたら、なるべく写真として残すように心がけていますが、コレクションするだけでもアレなので・・・それらをテーマ別にまとめてみることにしました。

というわけで、今回は路上で“注意をうながす看板”を集めました。看板の言いつけを守って、注意を怠らずに目的地へ無事にたどり着きたいものです。

この先に進みたいんですが・・・

完全なる通行止め

看板:「通行止」
撮影地:長野県下伊那郡天龍村

はい。非常にわかりやすい看板です。この先には進めません。進んじゃだめなんです! と、道路いっぱいに設置された看板たちが主張しています。趣旨はとても明確。しかし・・・

もう少し進め・・・る?

看板:「この先通りぬけ出来ません」
撮影地:長野県上水内郡小川村

非常に曖昧な表現です。よく知らない道でこの看板と出会ったら混乱すること請け合いでしょう。さて、どうしたものか? 戻るべきなのか? もう少し進んでもいいのか?

さらに、工事の詳細について以下のように記されていました。

  • 地すべり発生 全面通行止
    期間:当分の間
    時間:終日
    迂回路:(※空欄)

・・・わからないことはわからない! という凜とした態度が素敵です。かなり曖昧な情報ですが、細かいことを考えるのはあきらめましょう。

この先に進むには条件があります

標識をよく見ると、自転車と馬のシルエットが・・・

看板:「自転車・馬などの乗り入れを禁止します」
撮影地:長野県長野市信州新町

・・・馬!? このあたり(牧場などがあるわけではない)では、自転車と同じくらい馬がメジャーな乗り物なのでしょうか? ちなみに馬に乗る人を見かけることはありませんでした。でも、自転車と馬が描かれた進入禁止の標識はとてもかわいいと思います。

雨が降ると崩れやすいみたいです

看板:「雨天時は通行しないで下さい。落石注意」
撮影地:長野県木曽郡上松町

信州・長野県は自然が豊かな場所ということになっていますが、言い方を変えれば、それだけ間の力が及ばない危険な場所も多いということ。この“ジャスティス”は常にキモに命じておきましょう。なので・・・

お寺の参道といえども気は抜けません

看板:「自然の山中の寺です。落下物・滑落・転倒等の不測の事態を予測し自己の責任にて御入山下さい」
撮影地:長野県小諸市・布引観音

「牛にひかれて善光寺参り」で有名な、布引観音の入り口に立つ看板です。たとえ参道であっても“長野県のジャスティス”を忘れてはならない・・・それは仏の教えでもあるわけです。長野県で生きる人々にとっては当たり前すぎる常識です。

 

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