長野県駒ヶ根市「いな垣」の「ソースかつ丼 ロース」は茶そば屋さんが作る優しい味! 

ソースに潜らせたロースカツ、千切りキャベツとごはんが絶妙に絡む

とある取材で国道153号線を走っていた。車は飯田市方面から間もなく駒ヶ根市に差しかかろうとしているところだ。昼食を食べ損ね、猛烈な空腹を抱えているが、時刻はもう15:00を過ぎてしまっている。

そして、さっきからずっと想像している。胃袋も叫んでいる! そう。あの丼が食べたいんだ。すっかりその願望で頭の中はいっぱいなんだ! と、淡々と車を走らせる。

駒ヶ根といえば「ソースかつ丼」。しかし、こんな時間にやっているお店はあるのだろうか?

「千畳敷カール」から見た駒ヶ根市と南アルプス

長野県駒ヶ根市といえば、日本百名山に数えられる「木曽駒ケ岳(以下、駒ケ岳)」への玄関口としても知られている街だ。中央アルプス(木曽山脈)と南アルプス(赤石山脈)のどちらも望むことができる伊那谷(いなだに)の中央部に位置し、市の名前も駒ケ岳に由来するそうだ。

日本で最も標高の高い場所にある「駒ケ岳ロープウェイ」を使えば、標高は一気に2600メートルを超え「千畳敷カール」へ。駒ケ岳登山のメインルートとして、シーズン中は多くの観光客で賑わう。

筆者も、駒ケ岳と宝剣岳に登ったことがあるがとても素敵な山だった。・・・そういえばあの時もソースかつ丼を食べたっけ・・・

「今日は食べられるかな?」

できれば、これまでに入ったことのないお店に行きたいが・・・まずはやっているかどうかが先決だ。

茶そば屋さんのソースかつ丼

と、ここまで国道153号線を走ってきたが、通り沿いに気になるお店を発見! どうやらこの時間でも営業しているようだ。

「茶そば いな垣」の看板。横には「駒ヶ根名物ソースかつ丼」の文字も。よし!

店舗の脇には、ベンチや椅子が置かれている。もしかして行列店?

車は店舗のすぐ横に数台駐車でき、店舗から道路を挟んだ場所にも駐車場がある。全部で15台が駐車可能だ。

おそば屋さんらしい落ち着いた店構え

年末に伺ったということもあり、年越しそばの張り紙や・・・

門松も飾られていた

店内は黒色を基調としたテーブル席と

畳を敷いた小上がり席とがある

伺った時間帯が平日の15:00過ぎということもあるのか、他にお客さんはおらず、入り口近くのテーブルでスタッフの方々が、食事をとりならがら休憩していた。

とはいえ、接客は丁寧。明るく元気に「いらっしゃいませ。1人? お好きな席におすわりください!」と案内してくれた。

おしながき。丼物のメニューが載ったページ。こんなに種類があるのか・・・

そばやうどんも多彩。さすがおそば屋さんである。鍋焼きうどんも美味そうだな・・・

テイクアウトもあるのか。これはうれしいかも

そばやうどんを注文した場合、プラス500円で「ミニヒレソースかつ丼」を、プラス800円で「ソースかつ丼 ロース」を追加できるということだ。どうする? うーむ・・・ソースかつ丼の量次第だけど、初めてだからわからないし・・・

さらにソースかつ丼に絞っても、「ソースかつ丼 ロース(1,000円)」と、「ヒレソースかつ重 3枚(1,100円)」、「ヒレソースかつ重 2枚(1,000円)」があり、これも迷う・・・

ええい! 迷った時は「ロース」だ!

ということで、「ソースかつ丼 ロース」を注文した(その後もしばらく『おしながき』を熟読する)。

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