大正時代に料亭が掘った「鯛萬の井戸(10井戸目)」
鯛萬の井戸は、1922(大正11)年にかつてこの地にあった料亭「鯛萬」によって掘られた。ちなみに松本城の東側のエリアは、江戸時代には善光寺街道の宿場である松本宿が置かれており、多くの旅籠や商店が軒を連ね、商人や職人の町としても繁栄していたそうだ。
さて! 次の井戸を目指そう。ざっざっざっ♪
かつて松本城をぐるりと囲んでいた総堀(※外堀)は、そのほとんどが明治維新後に埋め立てられた。現在でも残るのは、城の北東部だけとなっている。
埋め立てられた総堀から湧き出した「北門大井戸(11井戸目)」
この井戸は、松本城の総堀が埋め立てられたあとに水が湧いてきた井戸だ。かつて松本城の北門がこの付近にあったため、北門大井戸という名前が付けられた。
というわけで、さて! 次の井戸を目指そう。そしてほどなく立て続けに複数の井戸を発見!
「地蔵清水の碑(12井戸目)」「葵の井戸」「北馬場柳の井戸(13井戸目)」
中世の頃、この場所にはお寺があったそうだ。1582(天正10)年から、松本城を中心とした城下町の整備がはじまり井戸を掘ったところ、湧き水とともにお地蔵様が出土したため、井戸は地蔵清水と呼ばれるようになったそうだ。
というわけで、さて! 次の井戸を目指そう。
そして当然ここにも・・・
[…] 井戸を探す冒険『城下町・井戸クエスト』起動!?長野県松本市で「まつもと水巡り」【後編】 | [Y]山側 2019年7月15日 […]