井戸を探す冒険『城下町・井戸クエスト』起動!?長野県松本市で「まつもと水巡り」【前編】

信濃の国第一の名水「源智の湧水(2井戸目)」

地下水がこんこんと湧き出している

「源智の井戸」の由緒と来歴が記されていた

以下に一部抜粋してみよう。

この井戸は、市内の名水のひとつで、城下町が形成される以前から飲用水として使用されていました。(※中略)

天保十四年(※筆者注:1843年)に刊行された「善光寺道名所図会」には、(※中略)「当国第一の名水」とあります。松本の街の酒造業者はことごとくこの水を使い、歴代の城主は不浄を禁ずる制札を出してこの清水を保護したといいます。(※以下略)

おお! この水が信濃の国で一番の名水か! ちなみに、松本城が築城されたのは戦国時代だといわれているから、この水はそれ以前からこの地に住む人たちに利用されていたということになる。

近くには双体の道祖神が!「水入らず」っていうのがいいね

源智の井戸までのルートはこんな感じ

さて、次の井戸を目指そう! ざっざっざっ♪

高砂通りから細い路地へと入っていく

路地沿いの駐車場にも湧き水が

さらに路地を進んでいくと・・・

また湧き水が!

静かな住宅地の中を縫うように続く細い路地を進んでいくと、あちこちから水音が聞こえてくる・・・なんとも心地のいい音だ。そして・・・

3井戸目に到着!てれれってってってー♪

松本市の水道水としても利用される「源地の水源地井戸(3井戸目)」

竹筒を通った水が水瓶に落ちる

3井戸目の名前は「源地の水源地井戸」

源地の水源地井戸は、その名が示すように1948(昭和23)年から松本市で水道水の“水源”の一つとして利用されている。付近は女鳥羽川と薄川との中間に位置し、松本市の中でも特に湧き水が豊富な地域とのことだ。

源地の水源地井戸までのルートはこんな感じ

さて! 次の井戸を目指そう。

住宅街を進んでいく。すると・・・

空き地の真ん中にも湧き水が!ほんとに水が豊富だなぁ。そして・・・

4井戸目に到着。こんどは神社が建っている!(祠だ!ダンジョンはあるのか!?←ない)

 

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