信濃の国第一の名水「源智の湧水(2井戸目)」
以下に一部抜粋してみよう。
この井戸は、市内の名水のひとつで、城下町が形成される以前から飲用水として使用されていました。(※中略)
天保十四年(※筆者注:1843年)に刊行された「善光寺道名所図会」には、(※中略)「当国第一の名水」とあります。松本の街の酒造業者はことごとくこの水を使い、歴代の城主は不浄を禁ずる制札を出してこの清水を保護したといいます。(※以下略)
おお! この水が信濃の国で一番の名水か! ちなみに、松本城が築城されたのは戦国時代だといわれているから、この水はそれ以前からこの地に住む人たちに利用されていたということになる。
さて、次の井戸を目指そう! ざっざっざっ♪
静かな住宅地の中を縫うように続く細い路地を進んでいくと、あちこちから水音が聞こえてくる・・・なんとも心地のいい音だ。そして・・・
松本市の水道水としても利用される「源地の水源地井戸(3井戸目)」
源地の水源地井戸は、その名が示すように1948(昭和23)年から松本市で水道水の“水源”の一つとして利用されている。付近は女鳥羽川と薄川との中間に位置し、松本市の中でも特に湧き水が豊富な地域とのことだ。
さて! 次の井戸を目指そう。
[…] ※この記事は後編です。前編はこちらから。 […]