長野県の全市町村ではどうなる? そして日本一は?
ここまで「全国の都道府県庁所在地の標高」と「長野県・19市の標高」を調査してきたが、長野県内の全自治体、つまり77市町村ではどのような結果になるのだろう?

「長野県・全市町村の標高ランキング」標高1,000m越えの自治体が!
長野県の中部に位置する自治体がトップ3を独占した。しかも1,000m越えの標高だ(※赤字)。そして、19市では1位だった茅野市も14位へとランクダウン。
ちなみに、1位の川上村はその名が示すとおり、日本で一番長い川「千曲川(信濃川)」の源流に位置する。2位の南牧村は「JRの最高地点」と「標高が最も高い駅」がある野辺山高原に立地する自治体だ。3位の原村は“ペンションヴィレッジ”でも有名な八ヶ岳山麓に所在する。


では、日本全国・47都道府県すべての区市町村で、最も標高の高い場所に位置する自治体=日本一はいったいどこなのだろうか?

「全国の全区市町村の標高ランキング」長野県の自治体の圧勝(?)だ
日本一標高の高い自治体は川上村だ。長野県の1位は全国でも1位なのだ。群馬県、山梨県、福島県の自治体もランクインしたものの、長野県内の自治体が上位にずらりと並ぶ結果となった。
ここまでのランキングをまとめると・・・
「長野県・全市町村の標高ランキング」:1位 長野県南佐久郡川上村(標高1185.4m)
「長野県・19市の標高ランキング」:1位 長野県茅野市(標高801.6m)
「全国の都道府県庁所在地の標高ランキング」:1位 長野県長野市(標高371.5m)

東京スカイツリーを2つ重ねた模式図を作ってみた
調査の結果、長野県は“全国的なレベル”で比較してみても、極めて標高が高い位置に多くの自治体が所在することに間違いはないようだ。
終わりに
いつか、長野県川上村を“書き込む”ことができる構造物ができるといいなぁと思った(1185.4mより高い構造物ということになるけど)。

長野県77市町村の標高ランキング