吊り橋というと観光地や山間部などにあり、ユッサユッサと足元が揺れて高所恐怖症の人なら一発で足がすくむ(筆者含む)橋のことだよね? そのような橋を渡らないとたどり着けない駅とは・・・いったいどのような場所なのだろう?
その駅は為栗(してぐり)駅。愛知県豊橋市から長野県辰野町を結ぶJR飯田線の駅で、長野県の南端に位置する天龍村にあるという。
地図を見た感じだと、普通に県道が駅前まで伸びているように見えるが・・・実際はどんな場所なのだろう? 百聞は一見にしかず。というわけで現地に行ってきた。
為栗駅に向かう
天龍村の県道1号線と430号線の交差点付近から取材スタート。
道なりに進んで行くと興味深い看板を発見!
えーとなになに?
一、恋人同士が「信濃恋し」に小石を投げ込めば、その恋が実ると言われています。
一、夫婦が「信濃恋し」に小石を投げ込めば、夫婦円満、生涯仲良く暮らすことができると言われています。
一、一つの小石に自分の名を、もう一つの小石に想う相手の名を記して「信濃恋し」に投げ込めば、思いが叶うと言われています。(天龍村観光協会の看板から引用)
えー!! すごい。ふーん・・・恋か。いいね・・・(しばらく「信濃恋し」について思いを馳せる)。
閑話休題。先に進む。
橋の手前までは自動車で行くことができるが、ここからは先は通行不可能ということらしい。自転車やバイクなら渡れそうだが揺れて怖そうな気もする。ちなみに橋のそばには何台か自動車を駐車することができるスペースもあった。
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