長野県内にある個性的すぎる“駅そば店”をアーカイブする企画『信州の駅そば全店制覇の旅!』。今回は長野県富士見町のJR富士見駅「丸政 富士見駅改札横そば店」をレポートする。
富士見駅と分水嶺!?
長野県諏訪郡富士見町は、県の中部に位置する山梨県と県境を接する自治体で、八ヶ岳と赤石山脈(南アルプス)の最北部に位置する入笠山(にゅうかさやま)に挟まれた高原の町だ。
中央自動車道、国道20号線(甲州街道)、JR中央本線(中央東線)が通る交通網が発達した町であり、その中心部にあるのが、今回訪問した富士見駅だ。
運賃表を見て改めて思うのは「県境の町なんだな」ということ。富士見駅から松本駅までは970円だが、山梨県の県庁所在地である甲府駅までは840円。そして、JR小海線との乗換駅である山梨県の小淵沢駅までは200円だ。
いつも思うが、やはりこの地でも思う「信州って広いよなーそれぞれ違うよなー」と。だからこそ面白いんだけど。そして、記事を読み進めていくとわかると思うが、もしかしたら県境なんて気にしていない人が案外多いのかもしれない。
JR中央本線 富士見駅
富士見駅は中央本線の中では標高が一番高く、分水嶺に位置する。
八ヶ岳山麓の裾野に広がる富士見町は鉄道が開通してから避暑地として知られ分譲別荘地などが増え、今は四季を通してスポーツが盛んである。
分水嶺!?
地上に降った雨水の“流れる方向を分ける境界”のことを「分水嶺」というが、実は、長野県は日本で最も分水嶺が多い県だ。なかでもその水が、“太平洋に流れるか日本海に流れるか”を決める「中央分水嶺」については、以下の記事でも取り上げたことがある。
長野県塩尻市の善知鳥峠にある“赤い看板”に導かれて長野県を貫く“分水嶺”を整理してみたこの地にあるという分水嶺が気になったので「長野県公式ホームページ」を調べてみると、天竜川水系と富士川水系を分ける分水嶺であることがわかった。
信濃川水系や天竜川水系、木曽川水系は範囲が広いし、長野県内を移動していると、とにかくその姿を頻繁に目にするので、「この川の水が、流域の人たちを潤しつつ太平洋や日本海に流れていくんだなぁ」などと、いつものんきに眺めている。
しかし、今回知った富士川水系をはじめ、実は長野県を発する水が、他にも多くの川に流れていくことを知ってちょっとビックリした(・・・利根川に水が流れているとは)。この件、いずれ深掘りしてみたいと思う。
ちょっと話が脱線した。
駅にそばを食べに行きました、注文した物と別の物が来ました納得出来ませんお金は払ったのに店の人の見間違いです家に帰って来ても腹がたちます