長野県塩尻市って「ゲートウェイ」だなーと思う。
その理由を説明しよう。以下の地図をご覧頂きたい。
まずは道路に注目。ポイントは国道19、20、153号線が交わる「高出」交差点だ。
北へ向かうと松本・長野方面、西は木曽方面、東は諏訪方面、そして南に向かうと伊那・飯田方面へと“まっすぐ”に繋がる。つまりこの交差点は、長野県の東西南北を繋げる結束点なのだ。
鉄道にも注目してみると、JR中央東線、中央西線、篠ノ井線と3方向へ線路が美しく続く。地図上で見てもうっとりしてしまうほどだ(変?)。まさにゲートウェイ!「高輪ゲートウェイ」はしっくりこないけど「塩尻ゲートウェイ」なら納得だ。
筆者は長野県内を移動する際、ほとんど高速道路を使用しない。そのため頻繁に「塩尻ゲートウェイ」を通過するが、その度に、長野県の“次のゾーン”に進む感覚に陥る。そして、この場所が目的地が近づいてきたことを知らせる、まさに“ゲートウェイ的”な役割を果たしてくれるのだ。
「塩尻ゲートウェイ」を南へ進み善知鳥峠へ!
そんな「塩尻ゲートウェイ」を南へ、国道153号線をしばらく進むと善知鳥(うとう)峠に至る。
長野県塩尻市の善知鳥峠にある“赤い看板”に導かれて長野県を貫く“分水嶺”を整理してみた実はこの記事を作った時から気になっているお店がある。それが「小松食堂」だ。
「山賊焼(山賊焼き)」は、長野県塩尻市や松本市が発祥とされる郷土料理のことで、ものすごく簡単に説明すると「大きな鶏肉の唐揚げ」的な食べ物だ。
どうやら、小松食堂は“山賊焼推し”のお店のようだが、看板にもいろいろ書いてあったし他のメニューもありそうだ。とりあえず中に入ってみよう!