徒歩で参拝する諏訪大社下社の春宮と秋宮!腹ごしらえは老舗の食堂「チャボ食堂」へ!

“もうひとつ目的”・・・チャボ食堂

“もうひとつの目的”とは、このお店に行くこと!

チャボ食堂!お店の存在を知ってからずっと来てみたかった!

なんとも味のある看板だ

チャボ食堂は下諏訪駅から徒歩1分ほどの場所にある、いかにも“駅前食堂”といったたたずまいを持つ老舗の食堂だ。

ちなみに、お店には駐車場はないので、車での来店時は周辺にある駐車場を利用しよう。

入り口付近には、メニューの写真が並べられている

こんにちは!おー結構混んでる

お伺いしたのは、休日のお昼過ぎで店内はほぼ満員だった。どうも、店内の雰囲気から察するに普段よりもかなり忙しいらしく、おかみさんがてんてこ舞いしていた。

座席は4人がけのテーブルが3卓のみなので、単独できたお客さんは(筆者も)相席ということになる。混雑時は譲り合いの精神で。

この日は、残席2席のうちの1席に滑り込むことが出来た。

木製の短冊メニューが並ぶ。ラーメン(450円)は安い!

チャボ食堂のメニューは、大まかに分けるとラーメンと揚げ物(カツ、唐揚げ)からなる。

店内を見回すと、ほとんどのお客さんが注文していたのは、お店の名を冠した「チャボかつ丼(750円)」で、どうやらこのお店の名物的な存在であるようだ。

メニューを見ると、別に「ポークかつ丼(850円)」があるし、お客さんが食べているところを見ても“チキンカツのソースかつ丼”のように見える。へー! はじめてだ。

初来店のお店では定番メニューでいくべし! というわけで、チャボかつ丼を注文した。

厨房からはカツを揚げる音が聞こえてくる・・・そして、ますます腹が減る

注文したあともメニューをしつこく眺めつつ思う・・・しかし、なんでだろう? ラーメンとカツ丼をメインとした食堂って長野県では割とよく見かける気がするのだ。

何か理由があるのかな? それとも「ラーメンとカツ丼さえあれば信州人は大満足でしょ?」ということなのだろうか?・・・まぁ、筆者の場合は間違いなくそうだけど。

注文から10分ほどで、おかみさんが「お待ちどうさま!」と元気よく運んできてくれた。

チャボかつ丼の到着!

でっぷりとしたカツにはソースがたっぷり!

シンプルなたたずまいの味噌汁と・・・

野沢菜漬けが一緒に供された

では、いただきます!

まずは、味噌汁をひとくち。熱々だ(←ここ重要なポイント)。味は濃いめでダシがかなりしっかりと効いている。具は豆腐とネギのみだがとてもうまい。

そして、カツを一切れ口に入れる。

うん。やっぱりチキンカツだ。鶏のもも肉は分厚くて柔らかい。中まで火がしっかりと通っておりとてもジューシーだ。揚げたてをソースに潜らせたばかりであるのが、サクサクな食感からもわかる。

チャボかつ丼とは、ご飯の上に千切りキャベツが敷かれているタイプ・・・いわゆる“長野スタイル”のソースカツ丼をベースに、カツを鶏肉にしたメニューということなのだ。

甘辛くさっぱりとした味のソースは、カツとご飯、キャベツとベストマッチ! コンビネーションがバッチリの甲子園球児のバッテリーのような“あうんの呼吸”で、ご飯が進む進む進む!・・・と、あまりにうまいので言語中枢がいかれてくる。

カツは分厚いが、あっさりと頂ける

野沢菜漬けは、ちょっと古漬けっぽい感じで味はとても濃厚。味噌汁とともにチャボかつ丼の箸休めには最適な存在だ。

全体的にボリュームは結構あるが、いわゆる“デカ盛り”では無く、そのことは年配のお客さんたちもこの丼をペロリと平らげていることからもわかる。

筆者もガッツリかつペロリと堪能させて頂いた。ごちそうさまでした!

終わりに

今回まわったルート。

しかし・・・やっぱり“やり残した感”があるな。今度は・・・諏訪大社上社本宮と前宮にも出かけようかな?(と、観光客が思ってくれればバッチリ!)

年期が入ったお店の看板と、使い込んだホンダ「カブ」のコンビがかっこいい!

店舗情報

  • チャボ食堂
    住所:長野県諏訪郡下諏訪町広瀬町5312
    電話番号:0266-27-8207
    営業時間:11:00〜14:00、17:00〜19:00
    定休日:水曜日
    アクセス:中央自動車道 岡谷ICから車で約12分
    最寄駅:JR中央本線 下諏訪駅から徒歩で約1分
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