そばを蒔く
さて、“小林家流”のそば蒔きがはじまる。
小林さんによると「こうしなきゃいけないというわけじゃないけど、こうやってタイヤの跡を付けておくと、目印になってまっすぐに種を蒔けるでしょ?」とのこと。
そばは、米のように苗を育ててから植え付けるわけではなく、種をそのまま畑に蒔いていく。“そば蒔き”というくらいだから、まぁそういうことなんだろうけど・・・そんな知識すら、知っていたような知らなかったような・・・
小林さんが前もって種まきの準備をしてくれ、大勢の人たちで作業したこともあり約1時間ほどで種を蒔き終えた。
あとは、雨が降れば1週間ほどで芽が出てくるとのことだった。
作業を終えた感想としては「え!? こんなにかんたんなものなの?」といった感じ。
正直なところ「・・・これで本当に芽が出てくるのかな?」とも思ったが、小林さんによると「そばは蒔くのは簡単なんだよ。でも収穫してそばを打つまではそれなりに手間がかかるよ」とのことだった。
終わりに
そばを蒔き終えたあと、天気予報を気にしていたが飯山では雨があまり降っていない模様。「・・・どうなったかな?」と気にしていたところ、10日後くらいに小林さんから連絡が入った。
「芽が出たよ」
そばは種を蒔いてから60〜80日ほどで収穫できるということなので、10月上旬から中旬くらいには実りの時を迎えることになるのだろう。
そして、さらに10日後・・・
・・・ちょっと生命の営みに感激してしまった。
収穫の時期にまたお伺いして、可能であればそばを打つところまでを記事にさせて頂ければと思っている。
※2018年9月14日追記
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