森宮野原駅へ寄り道
縦型の信号機は、雪で信号機のランプが見えなくならないように、また、雪の重みで信号機が破損することを防ぐためにあり、積雪が多い地域に設置されている。
北海道や、東北地方の日本海側、新潟県、富山県、福井県などでは、道・県のほぼ全域に設置されているそうで、長野県内ではおもに北部に設置されている。
消雪パイプは道路に埋め込んだパイプから散水して、雪を溶かす装置だ。路面が茶色に染まっているのはパイプの中を通る水に多くの鉄分が含まれておりそれが酸化したため。
森宮野原駅は長野県最北端に位置する駅で、2011(平成23)年に栄村で最大震度6強を記録した「長野県北部地震」ではホームの一部が崩壊する被害を受けた。トマトジュースなどの地元の特産品などを販売する「森宮野原駅交流館ふきのとう」が併設されている。
そして、この駅で一番有名なスポットは・・・
森宮野原駅では、1945(昭和20)年2月12日に駅における最高積雪量7m85cmを記録した。その雪の量は2階建ての家の屋根にまで達し、電柱の電線を跨ぐことができたとのことだ。
この地では、現在でも積雪が4mを越えることがあるそうで、豪雪地帯であるということを実感できる光景だ。