長野県飯山市の「かまくらの里」には“雪”を観光資源として捉える先見の明があった

夜のかまくら

ということで、暗くなるのを待つ。

小林さんによると、ミニかまくらに明かりを灯すのは土日限定とのこと。

もちろん「かまくらの里」の期間中は、暗くなってからかまくらで食事する方がいるので、そこからの光は漏れる。とはいえ「ミニかまくらの明かりを見たい!」と思っている方は要注意で!

だんだんと日が暮れて・・・ミニかまくらに光が灯る。

日が落ちるとこの通り!

暖かそう・・・に見える。ん? 暖かいのか・・・

ミニかまくら

いろいろな光が混じり合うイリュージョン

かまくら神社も神々しい。“かむくら”に神様、降りてきたかなぁ?

星もよく見えた

終わりに

「雪を活かすしかないんだよね」

小林さんのその言葉通りに、困難を乗り越え、雪を活かし、アイデアを出し合って、今では飯山を代表する冬の観光名所となった「かまくらの里」。

気がかりだったのは、「引き継ぐ世代が少ない」という問題。
実際、かまくらの中での食事は大人気で、予約を取るのもかなり難しい状況だという(旅行代理店によって“キープされたているかまくら”すらある)。では、かまくらを増やせば? と思うかもしれないが、現状のスタッフではそれも難しいのだ。

“かまくらくん”という素晴らしいアイデアを作り出して、1から新しい観光の拠点を作り出した彼らに誰か続く者はいないのか?

・・・気になるので来年も行こうかな。

売店での1コマ。「やきえも」は“焼き鳥の一種”じゃなくって「やきいも」のことだよ(後から知った)

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