タケノコ汁を作ろう!
さて、この記事の冒頭に出てきたタケノコを覚えているだろうか?
お腹もペコペコなので、タケノコを使ってこの時期の長野県民の定番食「タケノコ汁」を作ろうと思う。
「タケノコ汁」とは、タケノコ(特にネマガリダケが有名だがタケノコなら何でもいいと思う)と「サバの水煮缶」を使った、味噌汁みたいなものだ。
筆者が普段作る時は、そこに豚肉や大根、こんにゃく、ニンジンなども加えるが、今回はシンプルに、タケノコとサバの水煮缶のみで作る。
普通は米のとぎ汁などで、タケノコのアクを抜くが、今回は野外でそのまま食べるということで、タケノコのみを1回煮てからお湯を捨て、再度新しい水をつかって調理してみることにした。
タケノコ汁は、やはり若干のえぐみはあったが、とても新鮮で美味しく頂いた。
終わりに
山道をえんえんと歩かないとたどり着けない“秘境駅”に、興味を持ったことからはじまった今回の“小さな旅”だが、道中の天竜川が織りなす自然の美しさに目を奪われた。
時期的に木々には緑があふれており、その生命力の強さに圧倒されたが、秋の紅葉の季節もまた素晴らしいのではないだろうか。
そんな天竜川と平行して走る、飯田線は自然の中に溶け込み、沿線の住人からも愛される存在だった。