碓氷峠「アプトの道」を攻略!長野県歌『信濃の国』の歌詞に出てくる路線を歩く【前編】

いよいよトンネルと橋梁が続々と・・・

さて、この先はいよいよトンネルや橋梁が増えてくる。

峠の湯からしばらく進むとさっそくトンネルが見えてきた!

第1号トンネル。かつてここを列車が通ったのか・・・

トンネルはレンガでできている。「非常口」の光が現代的に感じる

道の左右に散らばるのは線路に撒かれた石(バラスト)か?

ちなみに、アプトの道にあるトンネルの照明は18:00消灯なので要注意。

トンネルを出て第2橋梁の上を進む

そして第2号トンネルへ

トンネル内部はレール(?)で補強されていた

天井部分も補強されている

第2号トンネルを出ると、左手には碓氷湖が!

碓氷湖は、坂本ダムのダム湖で秋には見事な紅葉が楽しめるそうだ。20分ほどで湖を1周できるとのことだが、寄り道せずにここはまっすぐアプトの道を進む。

そして見えてきたのは・・・

トンネルの向こうにトンネルがあり、そのまた向こうにトンネルがある光景

つまり第3、第4、第5号トンネルが連なっている。写真は第3号トンネルを抜けたところ

そして、第5号トンネル前にサルが出現!

あまりにも近いのでちょっとでビクビクしたが、向こうもそうだったみたい

第5号トンネル内。サルだけでなく“つらら”にも注意すること!(時期にもよるが)

第5号トンネルはカーブがかっこいい。そして・・・

沿線のシンボル的存在「めがね橋」に到着!

壮大なスケールのめがね橋

橋はまっすぐに伸びている

橋の上からは、サーキット場みたいな(?)国道18号線(旧道)が見える。降りてみよう

碓氷第3橋梁「めがね橋」(国指定重要文化財)

壮観。ここを蒸気機関車が通ったのか・・・

めがね橋は、長さ91m、高さ31m、使用されたレンガの数は200万8千個、碓氷峠最大のレンガ橋で、1892(明治25)年に約7ヶ月という短い期間で造られたそうだ。

1963(昭和38)年に、新しい線路が作られると無用となった丸山変電所とともに解体するという話が進んだ。しかし、関係者が解体阻止の機運を盛り上げたことで当時の国鉄を動かし、国重要文化財として今日にいたっているということだ。

とても絵になる

近くにはJRバス関東のバス停があり・・・

歩いて数分の場所には駐車場もある

こうしてみると見事に風景と調和している

さて、アプトの道に戻ろう。

 

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