“秘境駅”を巡る小さな旅！JR飯田線・田本駅から隣の温田駅まで歩いてみた

“秘境駅”の飯田線・田本駅

田本駅に到着

なかなかハードな道のりだった。駅へ向かう道としては、全国屈指の険しさではないだろうか？

結局、県道1号線沿いから駅まで徒歩で約20分かかった。つまり、田本駅の場合“駅チカ物件”であっても、“駅まで徒歩20分”ということになる。かなり微妙なセールスポイントとなりそうだ。

線路を挟んだ反対側も森！まさに“秘境駅”

辰野・飯田方面にはトンネルが連なっている

豊橋方面にもトンネルが。田本駅はトンネルに囲まれた駅というわけだ

停車する列車は1日に8〜9本ほど

駅舎の中には、いわゆる“思い出ノート”が7冊もあった

思い出ノートには、田本駅の感想や、秘境駅について、飯田線についてなど、さまざまな文章が綴られていたが、筆者が思わず注目してしまったページがある。

「県道1号線まで上り約15分。温田駅まで徒歩45分（竜田橋を渡って・・・）」と書かれていた

「今、この駅まで“下り”で約20分かかったのに、この人は15分で“上る”るんだ！」と感心したが、もっと気になったのは「温田（ぬくた）駅まで徒歩45分（竜田橋を渡って・・・）」との記述だ。

「温田駅ってどっちだ？」と駅名表示板を確認してみると・・・

「ぬくた」は豊橋方面

駅舎に貼ってあった時刻表も確認したが、田本駅には、上り・下りとも1時間半以上も待たないと列車は停車しないらしい。

「来た道を戻るのも何だし、45分なら行ってみてもいいかな？」ということで、温田駅まで歩いてみることにした。

田本駅から“徒歩で”隣の駅へと出発！

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