長野駅から善光寺までが遠い!「善光寺七福神巡り」でその理由を解明する

七番 善光寺世尊院釈迦堂(毘沙門天) へ

さて、「善光寺」交差点(鳩字)まで戻ったら、右折して善光寺の境内をを進もう。

いよいよここまで来た!

仁王門をくぐり

1本目の通りを横切って“仲見世通り”へ

そして、次の道を右折すると・・・

善光寺世尊院釈迦堂に到着

七番 善光寺世尊院釈迦堂(毘沙門天)

毘沙門天は、仏法を守る四天王の一人で北方の守護神。福の神としても信仰されている。ルーツはヒンドゥー教の神で、仏教とともに伝来した。

善光寺世尊院釈迦堂は、善光寺大勧進(だいかんじん)の管理下にある寺院で、全国的にも珍しい釈迦涅槃(ねはん)像(国重要文化財)が祭祀されていることにその名前が由来するそうだ。

住所:長野市元善町475
電話:026-232-4724

御本尊や毘沙門天像などは、開張日が定められている。詳細は要問い合わせ

毘沙門天像は、市の文化財に指定されている

番外 善光寺へ

さて、ここまでで七福神巡りは完了した。残るは番外「善光寺」の御朱印をいただくのみだ。

ちなみに「七番 善光寺世尊院釈迦堂」でも、善光寺の御朱印をいただけるそうだが、せっかくなので善光寺の御朱印所へと向かう。

再び仲見世通りに戻り、さらに北へと進む

山門が見えてきた

山門を過ぎると、右手に善光寺御朱印所がある

ここで、最後の御朱印をもらえばゴールとなる

七福神と善光寺の御朱印をコンプリート!

終わりに

「伊勢参り」に「善光寺参り」そして、「七福神巡り」と案外昔の人も、レジャーや旅のひとつとして寺社への参拝を楽しんでいたのではないか?

長野駅と善光寺の位置関係は調べれば調べるほど面白い。どちらも、この街の“軸”であることに変わりはないが、時代やさまざまな理由によって、両者を繋ぐ街並みは変化し続けている。さぁ、今後はどうなっていくのか!?

ちなみに、筆者が“善光寺七福神巡り”に費やした時間は、丁石を探し、灯篭を眺め、ゆっくり写真を撮って約2時間だった(パンフレットに記載された目安の時間をオーバーした)

ただ目的地にたどり着くためだけに、2km歩くのは苦痛かもしれない。しかし、長野駅や善光寺にゆかりのある“数字”を結んで歩けば、この街への理解もより深まるのではないだろうか。

最後は善光寺本堂で参拝

1 2 3 4 5 6