長野駅から善光寺までが遠い!「善光寺七福神巡り」でその理由を解明する

五番 THE FUJIYA GOHONJIN(布袋)へ

さらに中央通りを北進する。

六丁を発見

そして「大門南」交差点を過ぎると・・・

五丁

中央通りは、国道406号線「大門」交差点に至る。さらに進み・・・

四丁を過ぎると

左手には作家・池波正太郎の定宿だった“旧・五明館”が。今は郵便局となっている

そして右手には、THE FUJIYA GOHONJIN。到着!

北国街道・善光寺宿の本陣(※もっとも格式の高い宿で殿様などが泊まる)が“THE FUJIYA GOHONJIN”で、脇本陣が“旧・五明館”だったという。つまりこのあたりは、善光寺宿の中心地だったということになる。

五番 THE FUJIYA GOHONJIN(布袋)

布袋は、弥勒菩薩の化身といわれる中国の僧で、世俗を捨て去った姿で人々を救うといわれる。いつも大きな袋を背負っており、ふくよかで円満な姿から福の神として信仰されている。

THE FUJIYA GOHONJINは、現在では旅館業を休業し、レストランウェディングへと業態変更している。善光寺で挙式した新郎新婦が、この場所で披露宴を行うべく表参道を歩くようすもしばしば見かける。

住所:長野市大門町82

この場所に鎮座する布袋像は、戦艦大和の艦長の生家に伝わったものとのこと

ガラスケースの中に布袋様が

六番 西宮神社(恵比寿)へ

さて、善光寺は目前だがTHE FUJIYA GOHONJINのすぐそばに・・・

三丁がある

これで、丁石はすべて確認することができた!(前記した通り、一丁と二丁は善光寺境内となるが、丁石は設置されていない)

さらにこのあたりは、善光寺の門前でもっとも賑わっているエリアでもあり・・・

善光寺みやげの定番、八幡屋礒五郎の七味店や

近年有名になったサンクゼールの直営店もある。そして・・・

「善光寺」交差点に至る。標識の文字が“鳩字”になっているのがわかるだろうか?

「善光寺」交差点を右折。そしてしばらく進むと・・・

西宮神社に到着

六番 西宮神社(恵比寿)

恵比寿は、右手に釣り竿、左手に鯛を抱えた姿で、もともとは漁業の神様であるが商いの神様としても信仰を集めている。七福神の中で唯一の日本の神様だ。

西宮神社は、だるまや熊手を売る露天が立ち並ぶ、商売繁盛のお祭り“宵えびす”で知られる。そして、全国的にも有名な花火大会“長野えびす講煙火大会”は、この神社のお祭りのひとつだ。

住所:長野市岩石町257
電話:026-235-6633

立派なしめ飾りが取り付けられた社殿

恵比寿様。釣竿が長い・・・

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