長野県道1号線は愛知県と静岡県に続く!?“3県をまたぐ”珍しい県道を走破!【後編】

愛知県側の通行止めから

そして・・・やってきました。愛知県側の通行止めへ。場所は愛知県北設楽郡豊根村富山。

長野県側の通行止めを出発したのが10:30。調べた通りに迂回路を進み愛知県側に到着したのが12:20。約2時間ほどかかったことになる・・・この時点で、予定は完全に狂っているが・・・もう気にしないことにする。

48km迂回して通行止めの反対側に来た・・・ちなみに「県境を越えた!」というカタルシスは皆無だ


長野県側・愛知県側の通行止め箇所の位置関係

そして、記事作成時にちょっと気になったのが・・・「本当に他に迂回路は無かったのか?」ということ。で、あとからがっつり調べてみたところ、実はこんなルートもあったっぽい・・・


このルートだとロスは約27kmで済んだかも・・・

かなりハードな道だと予想されるが、Googleストリートビュー(※道路を実走して撮影したデータ)が表示されるってことは車が通れるってことだよね・・・現地では携帯電話の電波もままならず、細かく調べられなかったということもあるが・・・


Googleストリートビューを見ると通れそうだ

・・・まぁいいか。もう来ちゃったし。

ということで、県道1号線の走破を目指して出発!

愛知県側の通行止めから出発してすぐに発見。おお!愛知県道1号線の標識だ!

そして、木立の中の狭い道を進んでいく

佐太トンネルを通過。かなり狭い。豊根村と佐久間の方向を示す表示があった

徐行と落石注意の標識が立てられている

細畑トンネルを通過。トンネルに照明は無い

続いて芦沢トンネル。どのトンネルもすれ違いは不可能だ

県道426号線との交差点。左折すると大嵐駅。直進して豊根・佐久間ダム方面へ進む

しばらく県道426号線との重複区間となるが、ここで見たかったものを発見!・・・そう通行止めだった県境で見たかったやつだ・・・

じゃーん!愛知県豊根村に県道1号線は繋がっていた!(・・・と県境で宣言したかった)

さらに進むと、豊根28km、佐久間ダム26kmの案内標識が

集落の中に入ってきた。豊根村役場富山支所の前を通過する

愛知県北設楽郡豊根村は、愛知県の北東部、奥三河にある人口1,300人の過疎化の進む山村で、2005(平成17)年に、当時日本一小さい村(離島を除く)だった富山村と合併した。村内には愛知県内唯一のスキー場「茶臼山高原スキー場」がある。

「ミニ村 ようこそ豊根村へ」と書かれたモニュメントがあった

そっか、この辺りがかつて日本一小さな村だったということか。

大谷下の信号・・・久々に信号を見たぞ・・・

左手に天竜川(佐久間湖)が見える。このあたりから下流にある佐久間ダムのダム湖となっている

大きな船が浮かんでいた

砂利とか砂を取っているのかなぁ?

道路が2車線となる

道路は再び狭くなり、県道426号線との交差点で重複区間は終わり。直進は津具・豊根方面。左折して佐久間・佐久間ダム方面へ進む


愛知県側の通行止めから豊根村・県道426号線との交差点までのルート

 

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