“秘境駅”を巡る小さな旅!JR飯田線・田本駅から隣の温田駅まで歩いてみた

列車で田本駅に戻る

踏切を渡ってホームに行く

ホームには行き先が大きくペンキで書かれていた

豊橋方面

辰野・飯田方面。田本駅に比べるとずいぶん開けた土地だ

田本駅と為栗駅の間にある駅。温田駅

ちなみに、温田駅から田本駅までの運賃は140円。1時間歩いて来た身としては夢のような安さだ。やはり鉄道というインフラは素晴らしい!

待合室には木のベンチが設置されていた

線路には軌道上を走るための車輪を装備した、作業用のトラックが停められていた

列車の到着時刻の10分ほど前になると、この日は土曜日だったが、学生を中心にお客さんが10人ほどホームに集まってきた。地域の足として確実に利用されているようだ。

そして・・・

列車がやってきた!

・・・なんかすごく嬉しい

車両は結構新しい。お客さんもそれなりに乗っている

駅を出発すると、車掌さんが車内をまわりはじめた

温田駅は無人で、切符の券売機も無かったので、車内で料金を払うことを予想していたが、車掌さんが運賃の回収をしてまわるとは思わなかった。

車掌さんに、次の田本駅で降りることを告げると「じゃあ140円ですね」と、端末を使って切符を印刷してくれたが、「田本駅には誰もいないから切符はこのまま頂きますね」と言われた。

切符を買って受け取らずに回収されたのは初めての経験だ。

そうこうしているうちに、あっという間に田本駅に到着。時間にしてものの数分だ。ちなみに降車したのは筆者のみだった。

“秘境駅”も、列車が停車すると日常感がわきでる

若い車掌さんはとても親切だった

列車が行ってしまうと静寂が戻り、“秘境駅”たる佇まいに戻る

そして、再び20分歩いて県道1号線に戻った。戻る過程は割愛する

 

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