文化の香りと自然が織りなすスペース「読書の森」
「読書の森」には、その名前が示す通りたくさんの“本”がある。文学全集や、哲学書、美術書、小説、実用書、郷土資料、フリーペーパーなどそのラインアップは多彩だ。特にジャンル別に整理されているわけではないので、宝探しをするように本棚を見ていけば、自分が普段読むことの無い本と出会えるかもしれない。
また店内には、アート作品や雑貨、楽器、各種フライヤーなども、いい意味でごちゃごちゃと置かれており、知的好奇心をかき立てられるスペースとなっている。
“控えめに言っても信州一美味しい珈琲”(!)とお店が説明するだけあって、そのコーヒーはすばらしいものだった。なんでも、注文に応じて一杯ずつネルドリップでいれるそうで、紅茶類も同じように丁寧に提供しているそうだ。
「こどもミュージアムももも」は、絵本がたくさん置かれた子供も楽しめるスペース。また、ギャラリーとして写真展や展覧会も開催するそうだ。この日は直井保彦さんが撮影した東ティモールの写真が展示(2018年5月27日まで)されていた。そして今日の上映会もこの場所で行われる。
「読書の森」の広場では、映画の上映会にあわせて、チャリティーバザールとジャンベのワークショップが開催されていた。ここでの売り上げの一部は広田監督を通じて、東ティモールへ寄付されるそうだ。
そして上映時間が迫り、お客さんがどんどん集まってきた。
会場は約30名のお客さんで超満員。そして、いよいよ上映会がはじまる。