長野県小諸市のゲストハウス&カフェ「読書の森」で『カンタ!ティモール』を想う

映画『カンタ!ティモール』上映後のトークショーから

長野県小諸市に「御牧ヶ原(みまきがはら)」という場所がある。小諸市の中心地から千曲川を挟んだ対岸に位置する台地で、その地名は、奈良時代の末期にこの場所で朝廷に献上するための馬を飼育していたことに由来するそうだ。

浅間山をはじめとする雄大な山々に囲まれ、いくつもの森やため池が織りなす美しい田園風景が広がる御牧ヶ原。そんな風光明媚な土地にあるのが、茶房「読書の森」だ。

茶房「読書の森」の外観

「読書の森」は、1993(平成5)年にオープンしたゲストハウス&カフェで、広々とした敷地には木々が生い茂り、宿泊することができる個性的な建物が立ち並ぶ。そして、今年(2018<平成30>年)は、開店から25年目の節目の年だ。

「読書の森」オーナーの依田 雄(よだ・ゆう)さんをパチリ

依田さんによれば「25年間さまざまなイベントを開催してきたが、その中でも印象的だった最たるもの」が、2016(平成28)年に開催した映画『カンタ!ティモール』の上映会だったという。

そして、「読書の森」が25周年を迎えるにあたり「決して大げさでなく、皆さんの人生の中で観ておくべき一作」であるという強い気持ちもあり、今回2度目の上映会を開催することにしたそうだ。

映画『カンタ!ティモール』のリーフレット

『カンタ!ティモール』は、2012(平成24)年に公開された自主制作映画で、スチル写真を担当したのが、依田さんの友人である上田市在住の写真家・直井保彦(なおい・やすひこ)さん。そして、監督が直井さんの妹さんである広田奈津子(ひろた・なつこ)さんだ。今回の上映会では広田監督によるトークショーも開催されるとのこと。

上映会が開催されるのは、2018(平成30)年5月4日。『カンタ!ティモール』は、筆者もずっと観たかった映画だ。そして「読書の森」も気になる・・・ということで出かけることにした。

 

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