土砂の採取施設から佐久間ダムへ
船が佐久間湖に係留されていた。手前は砂のように見えるが・・・
大きな船が3隻も!サンドポンプ船と呼ぶらしい
サンドポンプ船は、水底の土砂を掘削しサンドポンプで吸い上げ、パイプラインを使用して処分地まで輸送する形式の作業船とのこと。
船からベルトコンベアで砂を運搬するようだ
あとで調べたことだが、天竜川にあるダムは、ダム湖に大量の土砂がたい積してしまうという問題を抱えているとのこと。
天竜川に注ぐ水源は、中央構造線近くの脆い地盤を流れているため、大量の土砂を排出しやすい環境にあり、ダムが存在しない時代には、土砂はそのまま海まで到達したが、現在ではダム湖にたい積してしまっているとのことだ。
佐久間ダム場合では、土砂のたい積はダム湖の約3分の1にも達し、洪水被害などが懸念されるほか、土砂が海まで運ばれないために、海岸の浸食問題の一因ともされているそうだ。
なるほど。さっき上流で見た船も、そのための船だったということか・・・
では、その佐久間ダムを目指して出発しよう!
ベルトコンベアの横に続く道が県道1号線
すぐ側には新豊根発電所がある
分地トンネル、湯の島トンネルを連続して通過
さらに佐久間湖沿いの道を進んでいく
そして、松ノ平トンネル、松島トンネル、丸山トンネルを連続して抜け
うなぎだるトンネルに突入!
うなぎだるトンネルって・・・ウナギみたいにくねくねしてるってことなのだろうか?
トンネルには、手掘りしたような箇所もある
カーブするトンネル。たしかにくねくねしてる
まだ続くのか!?相当長いトンネルだ
外の明かりが見えてきた!
トンネルの出口の先に見えるものは!?・・・もしかして
トンネルを抜けるとそこは・・・いきなり佐久間ダムだった
しかもここはダムの上だ。そして、でかい!
つまり、県道1号線は佐久間ダムの直上を通る道ということか!?
ん?遠くに見える看板のようなものは何だ?
おお!?もしかしてあれは・・・・
じゃーん!静岡県浜松市に県道1号線は繋がっていた!(やっと・・・言えた)県道の標識もあるぞ。
ついに県道1号線で3県に到達した瞬間だ。
あまりにも急な展開でちょっと感動してしまった。動画も用意したので、筆者が運転しながら見た状況を確認してみて欲しい。
土砂の採取施設から佐久間ダムまでのルート